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登山用品とアウトドアブランド一覧 - 人気の登山装備 〜ベストギア

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登山用語『か』

登山用語『か』



登山用語辞典


か行


カール
氷河の浸食により椀状にえぐられた谷で、ドイツ語でカール、日本語では圏谷と呼ぶ。北海道日高山脈や日本アルプスで見られる。

確保(支点)
パートナーとをロープで結び、互いに相互にピトンやボルトを岩壁に打ち込んだりして支点を確保し、片方が滑落してももう一方がロープを引いて助けること。

★ガス
山中で発生する霧をガスと呼ぶ。山麓から見れば雲。ガスが濃いと想像以上に濡れ、また道を誤りやすいので注意が必要。

肩(かた)
山頂直下に位置する尾根上の平坦地を指す。槍ヶ岳山荘の建つ槍ヶ岳の肩、北岳肩ノ小屋、谷川岳肩ノ小屋など地名が各地に見られる。

★滑落(かつらく)
雪渓や急斜面などで、足を踏み外したり雪庇を踏んだりしてバランスを崩して、斜面を滑り落ちること。

釜(かま)
一般的には水流によってえぐられた丸い淵や深い滝壺を釜と呼ぶ。また蔵王の御釜など、火山の噴火口もその形状から釜と呼ばれる。

鎌尾根(かまおね)
鋭い鎌のように両側が切れ落ちたヤセ尾根。槍ヶ岳の北鎌尾根、東鎌尾根、西鎌尾根などがその代表。

カヤト
ススキやスゲなど一部のイネ科の植物を総称してカヤと呼び、山中でカヤが広範囲に茂る場所を「カヤト」と呼ぶ。

カラトリー
ナイフ、フォーク、スプーンなどの食卓用の食器。

★カラビナ
岩登り用具の一つ。ハーケンにかけ、ザイルを通すための金属製の輪。語源はドイツ語のKarabiner。
金属製の輪で開閉部がバネ式などで開く構造でプロテクションとザイルを繋いだり、スリングやハーネスを繋ぐなどに使用する。

★ガレ場(がれば)
大小さまざまな石が散乱する礫地。不安定な石が多いので、ガレ場の通過には浮き石や落石に十分注意したい。

★涸れ沢(かれさわ)
通常は水流のない沢で、ある程度の雨量があると流れができる沢のこと。

かんじき
雪上歩行用具。堅雪用の金かんじきと深雪用のわかんじきがある。

キジウチ
山で用を足すこと。水場では避ける。

キスリング
帆布でできた大型のザック。両脇に大型のポケット付き、とじ口には巾着型に紐で縛るようになっている。

キックステップ
雪の斜面を登り下りする際の技術で、登りではつま先を、下りではかかとを雪面に蹴り込み、フラットなステップを作りながら進む。

キャンティーン
飲料水を入れる容器。

キャンプ
テントを張って、宿泊、炊飯をすること。登頂のための前衛基地。

キャンプサイト
テントを張ってキャンプが出来る場所。キャンプ場。

拠水林(きょすいりん)
湿原や草原を流れる川の流れに沿って両岸に帯状に続く林。川によって運ばれた土壌や栄養が養分が乏しい湿原でも樹木を育てている。

切り開き(きりひらき)
ササ原や灌木帯などを伐採して拓かれた登山道。定期的な刈り払いが行われていない道は、ヤブこぎを強いられることもある。

極地法(きょくちほう)
安全な地点にベースキャンプを設け,比較的連絡のとりやすい1日行程くらいの距離に次々と前進キャンプを設営し,各キャンプ地からの援助のもとに少数の隊員が頂上をアタックする登山法。

キレット
稜線の一部が急激に切れ落ちている場所を指し、漢字では「切戸」などが使われる。また富山県側では「窓」と呼ばれる。

クッカー
調理器具。コッヘル。

草付き(くさつき)
草の生えたある程度広い面積の急斜面を、一般的に草付きと呼ぶ。登路となっている場所では滑りやすく、雨天の際などは特に注意が必要。

★鎖場(くさりば)
急な岩場などの危険箇所に、安全確保のため鎖が固定されている場所。鎖に頼りすぎるとかえって危険なこともあり、あくまでバランスをとる補助として利用したい。

クラスト
風や太陽熱、雨などの影響によって雪の表面だけが堅くなった状態をいう。転倒したら最後、滑落して大事故となる危険が高い。ピッケル・アイゼン・滑落停止の技術も身につけておきたい。

★クラック
岩の割れ目のうち、人の体の一部―指、手、腕、足などが入る大きさのもの。またはそのような裂け目を含むルートのこと。

クランボン
アイゼンのこと。

グリセード
登山の訳。ピッケルを補助として、雪の斜面を靴だけで滑り降りる技術。

グレード
クライミングルートの難易度をあらわす等級。ドイツの登山家が1級から4級まで分けたのが最初。
等級には様々あるが、以下はフリークライミングで使われているアメリカ式。
 クラス1: ハイキング程度
 クラス2: 時として手を使う。ハイキングコースの鎖場程度
 クラス3: 三点確保が必要。初心者はロープがないと不安を感じる
 クラス4: 原則としてロープによる確保が必要。ベテランならプロテクションはいらない。
 クラス5: プロテクションを必要とする。通常のフリークライミングの場
 クラス6: 人工登攀
クラス5だけは、5.0~5.9と小数点が付き、5.10以上はさらにその中が5.10a~5.10dと4段階に細分化されている。
現在の世界最難ルートは5.14dあたり。

★クレバス
一般的には氷河上の割れ目を指すが、日本の山の雪渓上の割れ目もクレバスと呼んでいる。

軽アイゼン
主に爪が4〜6本のものアイゼンのこと。

ゲーター
スパッツ。靴に雪や砂などが入るのを防ぐために、足首を覆う筒状のカバー。ロングゲーターとショートゲーターとがある。

★けもの道(けものみち)
山に棲むシカ、イノシシ、クマなどの動物が動き回ることで自然にできた踏み跡。登山者の少ない山では紛れ込まないように注意したい。

ケルン
山中で見られる石塚。ガスに巻かれると道を見失う危険性のある広い稜線などに、道しるべとして積まれたもの。

圏谷(けんこく)
氷河の浸食により椀状にえぐられた谷で、ドイツ語でカール、日本語では圏谷と呼ぶ。北海道日高山脈や日本アルプスで見られる。

源頭(げんとう)
谷の最上流、尾根に到達する場所を源頭という。沢登りでは最後のツメで、ガレ場になっている場合が多く、落石やスリップに注意が必要。

高山植物(こうざんしょくぶつ)
高山帯(一般的には亜高山帯も含める)に自生する低木や多年草。氷河期に繁栄した植物が、氷河期の気候に近い高山へと移動したと考えられている。

★高山帯(こうざんたい)
森林限界より上部、中部山岳では標高2300~2500mより上部、北海道では標高1500mより上部が高山帯となる。

★高山病(こうざんびょう)
低酸素、低気圧、低温などの高所の環境に順応できないために生じる高度障害。一般的には頭痛、吐き気などの症状として現れ、場合によっては死に至ることもある。

★高所順応(こうしょじゅんのう)
高所に登ると頭痛、吐き気などの高山病の症状が現れてくるが、慣れてくると次第に回復してくる。これを高所順応と言う。
赤血球の増加等により、希薄な酸素を効率良く運べるようになる為である。

高所登山(こうしょとざん)
一般に標高6,000m以上での登山をいう。

高層湿原(こうそうしつげん)
枯死した植物が低温のため腐らず泥炭化して蓄積し、周囲より高くなった湿原。尾瀬ヶ原はその代表的な湿原で、貴重な湿性植物の宝庫となっている。

★行動食(こうどうしょく)
歩行時や休憩時に食べたり,昼食に食べる食物。 1時間置き位に少しずつたべるのが良いとされる。糖分の欠乏はバテる原因。 非常用の「非常食」とは区別して用意することが大切。

★コースサイン
登山道(ルート)を示すための標識やペンキで書いたマーク。
登山コース以外の目的でつけられた標識もあるので注意。

ゴーグル
吹雪の中で視界を確保するための眼鏡。目の周りを覆って、吹雪の時に風や雪が目に入るのを防ぐ構造になっているもの。サングラスは、紫外線から目を保護するもの。

行動食
登山行動中や小休止のときに食べる食品。調理せずにそのまま食べられるもの。

高度計
標高を測定する計測器。単体機器や腕時計に機能を備えているものがある。最近はスマートフォンのアプリなどもある。

合目(ごうめ)
主に信仰の山で用いられ、登山口から山頂までを10分割したもの。登山口が一合目、山頂が十合目となる。ほかにも諸説はある。

ゴーロ
ゴロゴロと大岩や石が散乱する平坦な河原をゴーロという。

コッヘル
組み合わせ式の調理鍋。アルミやステンレス製で小鍋やフライパンなどがセットになっているもの。クッカー。

★御来光(ごらいこう)
山上で望む日の出のこと。山岳信仰では日の出やブロッケン現象を阿弥陀仏の来迎に見立てて御来迎(ごらいごう)ともいう。

コル
コルは英語で、日本語では鞍部のこと。2つのピークの間の低くくぼんだ場所を指す。

ゴルジュ
狭く切り立った岩壁に挟まれた谷のことで、日本ではノドや廊下などと呼ばれる。ゴルジュはノドを意味するフランス語。

★コンパス
方位磁石。地図と合わせて進む方向などの確認に使う。

コンプレッションアンダーウェア
機能性タイツなどのこと。

コンプレッションバック
シュラフなどをコンパクトに収納するための袋。

コンロ
炊事のための小型の火器。ストーブ。バーナー。




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